【3】知ってる人は強い!グリップの使い分け方法

ここでは、グリップの種類と使い分け方について解説していきます。
最初にハッキリ言っておきますが、グリップの使い分けは超・超・超重要です。

意外とここをあまり意識せずに叩いている人が多いんですが、
グリップの特徴と使い分けを理解できるだけで、ドラマーとしてのレベルは一気に上がります。

特に

  • シングルストロークが速くならない

  • 速くすると力んでしまう

  • 音量と速さが両立できない

こういう悩みがある人ほど、グリップの理解不足が原因になっていることが本当に多いです。

では早速、グリップの種類と、それぞれの特徴・使い分けについて説明していきます。


グリップは主にこの2種類

まず基本になるのが、次の2つです。

  • ジャーマングリップ

  • フレンチグリップ

この2つを理解することが、すべての土台になります。

ジャーマングリップとは?

ジャーマングリップは、
手の甲が天井に向く構え方のグリップです。

スティックを持ったときに、
上から見て「手の甲が見える」状態ですね。

ジャーマングリップのメリット

ジャーマングリップの一番のメリットは、音量が出やすいことです。

  • 手首をしっかり使える

  • スティックに体重を乗せやすい

  • 少ない意識でも大きな音が出る

なので、
しっかり音量を出したい場面では、ジャーマングリップはかなり有効です。

もう一つ大きなメリットがあって、
それはリズムがコントロールしやすいこと。

手首を軸に動かせるので、

  • テンポが安定しやすい

  • リズムの粒が揃いやすい

特にハイハットなど、
一定のリズムをキープしたい場面では相性がいいです。


ジャーマングリップのデメリット

一方で、ジャーマングリップには明確な弱点があります。

それが、指が使いにくいことです。

手の甲が上を向いていると、
親指以外の3本の指(中指・薬指・小指)がかなり使いにくくなります。

音量は出るんですが、
この3本の指が使いにくいので、
速いシングルストロークになると一気にしんどくなるんですね。

速いシングルストロークって、
実はこの3本の指がかなり重要です。

なので、

  • テンポを上げると力む

  • 腕がパンパンになる

  • 速さに限界がくる

こういう状態になりやすいのが、ジャーマングリップの特徴です。

叩けないわけではないですが、
指が使いにくい=速さの効率が悪い
これが最大のデメリットだと思ってください。

フレンチグリップとは?

次にフレンチグリップです。

フレンチグリップは、
親指が天井に向く構え方のグリップになります。

ジャーマングリップと比べると、
肘が少し内側に入るような形になります。


フレンチグリップの最大のメリット

フレンチグリップの最大のメリットは、
3本の指がめちゃくちゃ使いやすいことです。

スティックを
「下から支える」ような形になるので、

  • 中指

  • 薬指

  • 小指

この3本が自然に使えます。

その結果、
速いシングルストロークが圧倒的に叩きやすくなります。

なので僕は、
速いシングルストロークは基本的にフレンチグリップをおすすめしています。

特に初心者の方は、
ジャーマングリップで無理に速く叩こうとするより、
フレンチグリップの方が圧倒的に近道です。


フレンチグリップのデメリット① 音量が出にくい

フレンチグリップのデメリットは、
まず音量が出にくいことです。

指が使いやすい分、
手首よりも指の割合が多くなるので、
どうしても音量は小さくなります。

同じエネルギーでスティックを振っても、

  • ジャーマングリップ → 大きい音

  • フレンチグリップ → 小さい音

楽器で叩くと、この差はかなりハッキリ出ます。


フレンチグリップのデメリット② リズムコントロールが難しい

もう一つのデメリットが、
リズムのコントロールが難しいことです。

人体の構造上、

  • 手首でリズムをコントロールする

  • 指先でリズムをコントロールする

この2つを比べると、
指先の方が圧倒的に繊細で難しいです。

なのでフレンチグリップは、

  • 速さは出る

  • でもリズムがヨレやすい

という特徴があります。


フレンチグリップでも音量は上げられる

ここ、めちゃくちゃ大事です。

フレンチグリップ=音量が出ない
と思っている人が多いですが、
手首の回転を少し加えるだけで音量は上げられます。

  • 指だけ → 小さい音

  • 指+手首 → 音量アップ

フレンチグリップの状態で、
手首の要素を少し足してあげるだけで、
楽に、無理なく音量を出すことができます。

グリップは「使い分け」が正解

大事なのは、

私はこのグリップしか使いません

ではなくて、
シチュエーションごとに使い分けることです。

  • 音量を出したい → ジャーマングリップ

  • 速さを出したい → フレンチグリップ

  • 両方欲しい → 状況に応じてミックス

この使い分けができるだけで、
ドラマーとしての幅は一気に広がります。


補足:アメリカングリップについて

ちなみに補足として、
アメリカングリップというものもあります。

これは、

  • ジャーマングリップ

  • フレンチグリップ

この中間にあたるグリップです。

音量もある程度出て、
指も使いやすい、
いわば「いいとこ取り」ですね。

僕自身、
速いシングルストロークはアメリカングリップで叩くことも多いです。

ただし、
ジャーマングリップとフレンチグリップが
しっかり理解・習得できていないと、
アメリカングリップも中途半端になります。

なのでまずは、

  1. ジャーマングリップを理解する

  2. フレンチグリップを理解する

  3. 慣れてきたら中間を試す

この順番で練習してみてください。


まとめ

グリップの使い分けができるようになると、

  • 速さ

  • 音量

  • リズム

  • 体の負担

すべてが一気に改善されます。

シングルストロークが伸びない人ほど、
まずはグリップを見直す。

これは本当に遠回りに見えて、
一番の近道です。

ぜひ今日の練習から、
「今どのグリップで叩いているか?」
を意識してみてください 👍

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